Style by dreadnote

主に山口県下関市での釣り、狩猟、キャンプ等の記録です

ヤセのプロ(笑)

見島に行ってきました

同行者は広島からのF君

おにようず1便

明らかにオフショア連中、去年もGWに会っていたことが判明

まず誰か知った人と一緒になるなw

前回の夫婦も来るといっていたが見ていない

前日の天気悪かったしキャンセルしたのかなぁ

オレは天気なんとかなるの見越しててさすが凡人とは異なると

ますます自覚を深めたが翌日出会ってただ単に予定の問題であったことを知る

さて、出発です

格好は黄色い臭いを発しだした部屋着、ドンゴロにロッド一本、ライジャケ、磯靴

これで最長4日(見島内)通算1週間以上を乗り切ったことがあるのは内緒だ(途中洗濯等はした)

今回はチャリを導入、ショップ見島で借りた

宇津まで行ってベタ凪なんでナメた格好でキャスティングw

季節はまさに初夏、肉が出ておる

テトラはナメてはいけないので微妙にナメた格好でキャスティング

釣れん

15時前、最終手段で日崎だな

日崎日崎と当ブログでは何度も宣伝?しているがこれがとってもまずかったことに後で気づく

ところで同行者のF君、経験が浅いのかすっトロいのか、体力がないのか、気を遣っているのか

宇津に行くときからオレのかなり後ろを歩いている、自転車でもだ

実はどうやらとってもしんどいらしい

オレは行こう行こう!と超前のめりであらゆる意味で全開でジャークしまくってるのだがw

何度も休憩を挟んでいつもの崖を降りて、ああオレは普通の人があまりやってはいけないことを

嬉々としてやっていたのだなと

まぁでもオレだってキツい

エントリーから30分で釣り場着のところ50分近くかけて磯に

磯は普通にロッククライミングしてたら大して危険もなく入れるのでゆっくり来たらいいよってことで

サッサとピンポイントの釣り場に向かう

日崎にしてはものすごいベタ凪

水の一滴もざわついてないという状況

潮気や波があったほうがいいという人も多いがオレは割とどうでもいい

あったらあったで釣れそうだが安全に楽しくだらっとやれればいいしね

2キャスト目、まだ期待感満々

中層までしゃくりあげてからフォール、潮は長潮というがなかなかどうして緩やかだがやりやすく

しっかりした流れを感じていた

ちなみにカウントは初めてのポイント以外しないのだがどう見ても水深がおかしい

全然フォールしきらないうちにラインが止まった

うん?変な瀬に乗ったか?もしかして魚か?

わからんので当然シャクリを入れ始める

重い手ごたえ、藻?魚?もう一回シャクリながらリーリングするとジワっと動き出す

ん、大型の根魚やらかな?ゴリ巻きしだすと相手も気づいたのか走り出す

おっしゃーーー!!!

ヒラマサじゃあ!!!

魚もオレも一瞬にして戦闘体制に

ロッドエンドを腹に当て、いつものようにゴリ巻く

姿勢OK、足場OK、ロッド角度OK、ランディングポイントOK、オールグリーン!

磯ではないぐらいアングラーに出来るベストなファイトだぜ!

が、いつもと様子が違う

純粋に魚の力が強い、水の抵抗も強い、こいつはデカイなw

とか思うとドラグが鳴る

えっ、ショアはかなり緩めにしているが10kgだろうがヒラマサごときでドラグなんか出したことないのに

ロッドもウルアGT、今までほとんど曲がったことのないロッドが海面に突き刺さる!?

メータークラス確定!デカマサじゃあ!!!

ゴリゴリ巻いてるがなかなか寄らない

抵抗もあり2回ほどわずかにドラグも出される

相変わらずロッドもすごい曲がりをしているが膠着させないようどうする???

そこで人生初のポンピングw厳密にはすることもあるけど引っぺがしたりするときだけだけどね

ははは!しっかり寄るし

あいかわらずサイズ関係なく秒殺ファイトであっというまに足元、間に書くことが何もないw

見えた!

遠近感でサイズは90クラスぐらいにも小さく見えるがパワーは間違いなくメーターオーバー

揚げてサイズ測ればOK

ここで最後の抵抗を凌げばランディング

魚も泳ごうとするがビクともしないオレシステム

懸念は手前の根、といってもでっぱってるわけでもないのでスレんなスレんなスレんな

どうにかなれどうにかなれどうにかなれどうにかなーれ!

とじっと耐えてるとフッと軽くなる

やっちまったか?

               デカマサ

   根

     死?

    ヒャッハー

   スレ    ライン

 夢

               運

恥  腕

       まさかおれ

もうこれだけではない、いろんな言葉が一瞬で脳裏を駆け巡る

根ズレか根ズレか根ズレか根ズレかーーーーーーーーーー

ラインを確認に入る一瞬の間に順位付け完了させておく

単なるライングレイク<根ズレ<フック伸び<針はずれ<口切れ

釣り人の介在度、つまり「腕なのか運なのか」という要素である

一瞬でここまで思考しているのである、一瞬でだ

おそるおそるラインを回収し確認する

軽い、いやさっきの負荷と比べるから軽く感じるだけだ、いや、ジグは120gもある、、、

おっしゃ!ジグ付いてた!アシストOK、フックも伸びていない

つまり口切れの可能性大

いやいやいや、こればっかりはどうにもならんよね!

魚を寄せたのはオレの腕、バレたのは口切れつまり運

まぁオレの9割がた勝ちとしておこう、命拾いしてよかったな!デカマサくん!ハハハ!

ほぼ本音だけどやっぱり魚は欲しかったし是非計測しておきたかったな

楽勝で記録更新サイズだったし計測してないのにアレはメータークラスだ何キロだ、

経験上は言えるけど推測ではそういうのくだらないからね、じゃあ言うなと

F君はこの豪快ファイトをさぞ熱く見守っていてくれていただろうと思っていたが

磯の上を振り返ると誰も居ない

ん、しかも誰も目撃者いないの?さびしいなぁと思ったらさらに30分後に見に行ったら

まだ磯の手前でなんかしてた、足がキツかったのかwこういう熱いとこ来てくれよw

今回は計測こそ到らなかったけど非常に実りがあった

(釣っていたらグチャグチャ書かなかったかもしれないが)

オレの見島に対するヒラマサのイメージ、チビ、数釣りということがある程度払拭できたということ

中には大きいのも居るよってレベルだけど見ないことには始まらない

あとはタックルや装備類の間違いのなさ、ズリ上げまで出来ると文句なしだったのだが

ていうか全てがメータークラスにおいて超余裕であるw

そりゃGTロッドにラインも75lbだもん、サルでもわかるがなかなか検証できないんだよな

ちなみに後でドラグ計ったら9kgあった、緩めのセッティングでだ

ほかの人にヒラマサの引きを体感してもらおうとそのドラグでロッド立てて引っ張り合いしたが

立っていられないという人も居たが慣れてる姫路の旦那は、おおっこれか、いけるね!って感じ

実はこれ7〜8kgに調整してるよって言っていたのだがちゃんと計ると9kg

控えめに言っているのだが計測してみると妥当性もあった

正直10kgでも12kgでももっと閉めても何も問題はないと感じた

10ftのショアロッドでは厳しい数字に見えるかもしれないが心の準備さえあれば

「超余裕」であることがわかったことも収穫だった

F君もきて一緒に広い日崎を一緒にランガン

40cmはないがなんとクエを釣ってくれた、クエだぜクエ!

それはともかく帰りはそれはもう一層大変だった、オレが、じゃなくてw

夜はランボー少佐と合流してヒラメ釣り

ランボー少佐は泳がせ、オレエギングロッドにバイブで

タカベがアホほど入ってるがフィッシュイーターの気配はそれほどなし

イカ釣り場

ヒロシマン(仮)とU太(ユーふとし)はメバリング

オレはイカ調査

ちっちぇえアオリ、なんでつれんの、いつ産卵してんのw

ヒロシマンから教えたもらったが既に実水温16度だって

あとムカつくやつとかイラつくやつとかアタマ悪いと思ってるやつについて

聞いてもないのに教えてもらった

彼は25cmぐらいのメバルも追加、ここではほぼ尺メバルばっかり釣ってるんで物足りないようだ

U太は初メバルが27cmで最近はまってるらしい、1匹目からオレの自己記録よりはるかに大きい

U太は昼も?500〜700gのイカを釣ってたらしくなぜかテンションアップでみんなエギング

結果から言うとオレはアオリ、ケンサキ、ヤリを各一杯

U太はヤリばっかり結構釣ったな

ヤリイカは見島では通称「ヤセ」

U太はヤリイカめちゃくちゃ釣るのを自他共に認めてはいるので自称「ヤセのプロ」

すごい微妙なネーミングではある

各々翌日の予定を話し合い解散

ヤセのプロ(笑)とは明日3時半から日崎にアタックすることにしたので一緒に寝る

ちゃんと親に言ってこいよ、ちゃんと親に言ったか?

うん、寝てたけど言ったよ!

うん?そうか、まぁ良い→何も耳に入っておらず本村総出で大捜索、

関係者にガンガン電話鳴る、船まで出るという大騒ぎに

オレが悪いのか?

日崎はいいとこなし

カゴでマダイ、イサキ(バカみたいにでかい)、普通にしょぼいグレとか釣ってるのみた

丸一日あれば朝一日崎チェックして宇津方面チェックに回って瀬渡しの客が帰った15時以降に

夕マズメ日崎っていうスケジュールが組めるな

さすがにそれはキチガイ過ぎると突っ込まれたがw

ヤセのプロは見島イチの自然派を自称しているが夜中の原生林、崖、磯はさすがに参り気味

しかもファーストエントリーだし

でもかなり慎重でもたった30分ほどでクリア、ちなみにやつのほうが踏破力オレなんかよりはるかにあるからね

あらゆる場面でぐったりしてたF君はついてこなかったが帰りの便待ちで合流すると一人で宿とってぐっすりで

筋肉痛ながらピンピン、どうなのw

3便の合流まで本村でエギング、ヒラメでもすっかということでヤセのプロと帰る

するとここで姫路の夫婦とバッタリ

あ、オレが超アタマ良いわけじゃなくて二人が予定ずらしただけなのね

瀬渡しが出ないようでどうしようかということもあり赤瀬まで案内、あわよくばオレもなんかゲットするかと

この若めな夫婦はよくわからないが見ていて面白い

九州男ぽく亭主関白?にも見えるが嫁さんはヘンなところで竿出したくないようで、磯周りでは比較的じっと

堤防では準備もしつつも自分でも釣りに

気遣いをしたりしなかったりマイペースだったり妙にぶすっとしてるように見えるときもあるし

普段はたまにヘンなとこで会話がもりあがっているようではある

そして嫁はチョンマゲである

まぁよその家の詮索はよそう、夜も明日もつれるといいですね!

F君は乗船手続き一式をしていてくれた、オレは時間勘違いしていたがありがとう!

またいきましょう!

肉いっぱい食って解散、楽しかったし収穫もあったのでよかった

次は来月月初に予定します

来週は土曜日にオフショアジギングに行ってきます、天候しだいでは近所の離島のメバル調査かな