Style by dreadnote

主に山口県下関市での釣り、狩猟、キャンプ等の記録です

銃や狩猟にまつわるエトセトラ

さて、6月の初心者講習も終わりましたね。 行った?行ってない? 行ってないヤツは8月にもあるので最寄の生活安全課へダッシュだッ! 下関での狩猟仲間も見つかればいいなぁと思っています。 ひとり、友達の友達が現在所持許可等取得中なので期待しています。 どうか巻狩りに走りませんように! その他の見ず知らずのお前らもたのみますね、池たくさん知ってるから。 藪漕ぎしてシシ見つけに行くのでもいいぞ〜 さて、有害鳥獣駆除と射撃場での標的射撃は年中できますが、 オレは狩猟の目的でしか所持許可を受けていないのでシーズンオフの現在は 銃を家の外に持ち出すことすらできません。 逆にシーズンは11月15日〜2月15日(シカ、シシは11月1日〜3月31日)。 ちなみに狩猟目的だけの銃でも狩猟の練習名目で射撃場での練習はできますが、 弾の譲受許可をシーズン終了時に返納しているので弾を買うことができないので練習すらできません。 要するにヒマです、って言いたいだけです。 今から教習射撃の人もいるだろうから銃の取扱いのコツでも書いときますね。 最初で一番難しいのは構えだと思う。 構えとは具体的に頬付けのことだ。 目の真下の頬に銃床を押し当てて、銃の先端にある照星と目を真っ直ぐにするのだ。 片付けもあるが頬付けさえちゃんとしていれば中る。 ただ、肩にちゃんとついてないと反動があるので実猟では二の矢がつらくなるし痛いらしい。 らしい、というのはオレにはそういう経験がないってこと。 そりゃあ銃なんてこのときはじめて持つことになるし、オレみたいに何も知らないでポンと行くとできないよ。 しかも100発は撃つし、この時期クソ暑くて手がヌルヌルしたりして銃も重たいしって感じで上手くいかない。 一番のコツは顔を動かさないこと(僅かに傾くぐらいはOK)。 銃を腰の位置から真っ直ぐ顔に持ってくる。 練習方法として右手をチョップにして右目の真下にモニュンって当てるのがいいかと思う。 こんなかんじ。ブサイク。 でもホラ、眼球と人差し指の線がまっすぐになるようになってるだろ。 銃の高さもあるが、基本はしっかり頬に押し当てないとそうならないし、発砲時の跳ね上がりを抑えることもできる。 無意味な白目バージョンも。 もちろんモデルガンとかで長モノ持ってればソレをそのまま使えばいい。 サバゲー出身はスコープ使ったり、反動なかったりなので甘くなりがちなので注意。 しかしあまり力むのもNG。 構えは形だけちゃんとしていれば中るし、反動も逃げる。 「銃に撃たせる」という気持ちでリラックスした感じ。 人間は回転砲台と目の役割に徹する、その練習。 他、野外での練習。 コレで飛ぶ鳥や動くモノを追いかける。 銃を振る、人間回転砲台の練習な。 艦砲のイメージ、動画とかで多分見たことあるようなもので一番近いのはCIWSみたいに近くのモノ狙ってよく動きそうな感じ? 適当なところで腕を上げて、指先と鳥を重ねたり、指先で鳥を追い越す練習。 銃を振ることによって線状の散弾パターンができるから当たりやすくなるんだ。 コレをコロンと呼ぶ。 オフは弾もねーのでそういう練習をしています。 まだ銃を持っていない人でもできることだし射撃に活きると思います。 これから教習射撃の人はやってみて。 他できる練習はしています。 家練は構えの練習と空薬きょうでバチン→脱包のサイクルをつかれるまでやる。 ていうかつかれる前に飽きるし実猟で腕が疲れて銃があがらんほど撃つことはない。 射撃は腕疲れる。 そんな感じで下関で鳥猟やりたい人は言ってくださいな。 オレが執拗に狩猟仲間を欲しがるのはズバリ猟果があがるからなんだけどな。 山口方面は山口の先輩と回るので要らないw 巻狩りや駆除もとりあえず、自分勝手にやれないのでやらない。 大物猟で結果ボウズでも一人で藪漕ぎしてた方がまだ性に合うかな。 ほか、コラムやノウハウ的なこと 実猟でのポイント 池周りでも意外に撃てない方向が多い、道路や寺とかがあったりしてね。 地図とかでよく矢先を確認する必要がある。 地図のオススメはグーグルマップより国土地理院地図かな。 読図も多少は身に付けると山と水の関係がよくわかるし、釣りにも有利だ。 忍びはあんまり考えないほうがいい。 オレの初めてのカモは、バレバレでどうしようもねーからもうテキトーに突撃すっかってやったらとれた。 カモには絶対先にこっちの存在がバレる。 こっちから見えないような樹上の小鳥がチュン→一帯が警戒モードになるのでバレないのはまず無理。 飛ばれるか、飛ばれなくても絶妙にこっちを避けて延々とウロウロウロウロ、、、 なので鳥獣判別したらあとはカニ走りや低姿勢でのダッシュかまして奇襲するのが成功率高い。 で、飛ばれる前に撃てればいいし、飛んだところ撃ってもよし。 ダメなら次いけばいいし。 装填しているのでコケない姿勢は重要。 カモ猟で大事なのは「残心」。 オレは修行でもしてんのか。 でもバッチリ落ちたと思っても飛んだり、潜ったり、泳いだり歩いて逃げたり。 潜ったり泳いだりされてなんかに引っ掛って息絶えると回収不能だったり回収が面倒になったりもする。 しばらくしてから奥の方から飛んでくるカモもいるからね。 2発、3発と装填した弾を撃ったあとでもまた装填してじっと待って様子見しておこう。 ひっくり返って明らかに死んでるのにいきなり飛んできたヤツもいた。 なにも無ければ脱包して回収〜次のポイント。 脱包時は弾をよく確認しておく。 見失うと草むらでしばらく探す羽目になるからね。 オレじゃないけど雪の中に入ると悲惨で一度オオゴトした。 自動銃ならポーチがあればその中に直接弾を落とすといい。 先輩から頂いたものなんですが、とてもいい使い方ができましたね。 持ち歩ける弾の数も多くていい。 シシ、シカと出会った時用はコレ。 念のため一発玉、6発弾をここに挿しておく。 カモ用の弾と一緒にしておくととても邪魔なのでこの弾挿しは結構助かる。 取り出しにくいのでカモ用の弾は挿さない。 一発玉も撃てるようにチョークは常にモデ(半絞り)。 カモでも遠射は落ちないし、落ちても回収めんどいしやらないので何にしろフルチョークなんてしない。 堤から上がったすぐのところで撃って、堤にボトッて落ちてくるのが一番楽。 シリンダー(絞り無し)もしない、適当に散った弾で落ちてもうれしくないので、モデのみにしてる。 射撃場でスキートするときはシリンダーに変えてけばいい。 猟装 県道から一本入った程度の道の上の方に池がある。 車を停めたらそこが猟場なので寒さ対策でフリース上下、スニーカー程度の普段着でOK。 猟友会の帽子やチョッキは念のため持っていくけどね。 一日のスケジュール 日の出に合わせて手近で実績のある池から始める。 昼過ぎからボチボチ最初の2〜3個の池を再チェックする段取りを考える。 かなり時間を置けばカモが池に戻ってる。 上下二連と自動銃 射撃も真面目にやるなら上下二連。 オレの場合上下二連は手を出さない、絶対にペラッチとか高級銃が欲しくなっちまうからね。 自動銃はやっぱレミントンかなぁ。1100や11-87。 数がダントツ多くてパーツも多いんだよ。 重い反面、反動は超マイルド。 ベレッタは高いが性能はいい、軽い。 べネリ、カッコいいが使い勝手はイマイチらしい。 金ないならSKBの中古やレミントンM870とかスライドアクション。 M870もパーツ多し。 動物を殺す心理 動物を殺すのがムリっていう人多いですね。 確かに鳥はきれいで可愛らしいですし、カモはしぐさも生態もあいらしいものです。 でも銃で撃つときはオレにはただのマトにしか思えませんので平気です。 構える→撃つ、をトレーニングして刷り込んだ結果、思考を飛び越えて動作に移ることができます。 単なるスポーツです。 即死ならいいですが、息があると可哀そうだなとは思いますので苦しまないよう速やかに止めを刺します。 骨でナイフいためるのも嫌なのでキッチンバサミでクビちょんぱが手っ取り早いです。 解体は、、、面倒ですが仕留めてしまったからには食べて供養しないとですね。 おいしいカモ マガモカルガモコガモオナガガモぐらいです。 それ以外を撃ったら狩猟事故とも言える味わいです、覚悟肉。 キンクロハジロやスズガモ、ヒドリガモなんかは多い。 今期、これらのゲロマズカモは撃たないように心がけようと思います。 カモ猟をオススメする理由 池に行けば普通に居るから。 狩猟やる気のないお前らも池の横通ったら観察してみ。 カモ猟は発砲する数も多く、1日に20発とか50発とかで、動くマトを狙うのでとてもスポーティー。 大物だとゼロすら当たり前。 弾道の話 雑学っぽく、主にライフルやハーフライフル系の話になるのですが、 話題の北朝鮮の大陸弾道ミサイルとかと同じ、要するに全て放物線。 大きくても小さくても、地上からでも航空機からのミサイルでも初っ端で燃料燃やし尽くしてあとは慣性で飛んでく。 加速が銃身内かフリーな空間かの違い。 巡航ミサイルというのは違って無人の飛行機でカミカゼ決めるイメージ。 鉄の話 銃は主にクロモリ鋼(クロームモリブデン鋼)で出来ています。 クロムが入ってるのですがステンレス系ではなく、あくまで硬い鋼なので錆びます。 ライフルとかだとステンレス銃身もある。 機関部と銃身部では焼入れ温度を変えて硬さを変えていて、 事故の際はより危険度が低い、換えの効く銃身部が破裂するようにできています。 軽合金で射撃用に軽く作った銃もある、ベレッタとか。 ナイフや包丁なんかと一緒に鉄や金属加工の勉強をするのも楽しい。 サツマ火薬銃砲販売所 動画が多いので見てみるといい。 銃関係の予習復習に大変便利。 まぁこんな話、銃持つ前は興味もなかったし、講習でもなかなか頭に入らなかったけど 銃持ってからは急に入ってくるようになった。 そういうもんなんだろうけどこれからの人は予習とかにどうぞ。 狩猟系の記事ということで、ほんのさっきだけどまだ去年のシカ肉食ってます。 今期は冷凍庫いっぱいカモ肉ストックしてみる。