昨年のいつぐらいかな?
太郎が散歩のときに何かブツブツとメロディがついたようなついてないような歌詞なのかどうなのか聞き取れないようなものを口ずさむようになっていました。
それにしてもわかりにくいというか子供が歌うのにしては底抜けに明るい感じもなくむしろ暗いし。
ずっと気になっていたんだけど、なんか保育園で流行ってるみたいよってことで、フーン、ってぐらい。
で、ちょっと前、散歩の様子を動画編集してたらちょうど歌ってた。
2:50ぐらいかな。
ムッ、歌詞もメロディも聴こえるぞ?撮っててよかった。
で「木陰でな〜いてたのは誰?」
くっ、暗い。。。
歌詞もメロディも幼児が覚えるにはとんでもなく暗い!
なんでこんなものが流行ってんだ!?
しかも2歳の令子も歌って踊れるし。
保育園で一体何が起こっているんだ!?
で、歌詞を検索したら出てきました。
NHK2020年応援ソング。
ああ、そういうことか、保育園でヘビロテしてんだな。
<NHK>2020応援ソング「パプリカ」ダンス ミュージックビデオ
それにしても変わった曲を持ってくるなぁ。
応援ソングなら普通もっと暑苦しくね?がんばれーだとかさぁ、ハッキリ言ってそういうの大嫌いなんだけど、嫌いというかむしろヘイト。
って作詞作曲 米津玄師だって。
インタビューでも語ってたけど、確かに普通の応援ソングやるわけないよなぁ、ていうかできないと思うし本人も暑苦しいのや頑張れ系NGつってる。
https://news.mynavi.jp/article/20180815-677188/
でもコレはコレでちゃんと成立してるのがすげぇ。
インタビューで他に気になったのは、オレも子供の頃、本当に保育園だか小学校低学年の頃、子供向けのアニメや歌やオモチャって誰が作ってるの?って思ったことがある。
当然、それらをつくってるのはその辺のおっさんなんだろうなぁなんて考えればすぐわかることだ。
オレも漠然といつかはそっち側に回る、大人になるっていうことはそういうことなんだろうなって考えていました。
そしてそういうことができる大人ってのは子供のことを決してナメたりはしないということ。
それとほかの人が言ってることでなんとなく似たような内容があるんだけど格闘ゲーマーのウメハラなんかが慶應の質疑で言ってたことがあって、自分にとって一番楽しいことは、おそらく過去にもうある、ということ。
子供の頃より楽しいってことは、ない。
ということ。
https://depalma01.com/2018/12/26/umeharadaigo-kako/
そうなんだよな〜
今だって何か面白いこと、楽しいことはないかってずっと探し続けてる。
でもその1番はもう過去にやってしまったことなんだよなぁ。
なんでこういう曲を聴いちゃうと昔を思い出してホロっとしてしまったり。
楽しいことはもうやっちゃった、今はひたすら暇つぶし、そういうことです。
子供たちは何かに向かって突っ走っていったり(本当にいつも走ってる)、飛びあがって喜んだり、そういうところを見ているとこいつら、本当に楽しいんだな~って思っちゃいます。
逆にオレたちはなぜそれを失ってしまったのだろう?
新しい経験やこれからのことは子供と一緒に、それか子供たちがこれからの出来事や遊びに対して楽しかったとか記憶に残るとか、子供任せになろうかと思います。
しかし子供の心を忘れないおっさんは危険!
この曲もかなり危険な曲だと思いました。
なので今車や家でヘビロテしながら踊りを覚え中のおっさんです。