Style by dreadnote

主に山口県下関市での釣り、狩猟、キャンプ等の記録です

コロナショックで買いたい銘柄と銘柄分析

先日のコロナショックに関する記事、普段の閲覧数の3倍ぐらいありました、、、

ここは釣り、アウトドアブログです!

でも株、投資とアウトドアはなかなか相性のいい組み合わせだと思っています。

 

 

リーマンショックのときもそうでしたが、多くの人が釣りに参入してきました。

特にエギングと言われるイカ釣りでしたね。

コロナショックについて閲覧していて、ここにたどり着いた方もこれを機に釣りやキャンプに手を染めてみませんか?

あまりお金がかからない遊びをしていると投資に金がまわるようになりますよ?

それにそんなにがむしゃらに働かなくても少ない所得で生きていけます。

晴耕雨読というスローなライフスタイルです。

仕事がヒマになったら是非どうぞです。

 

さて、コロナショックで買いたい銘柄と、その抽出方法、銘柄分析についてです。

投資、ぼくはマイルールに則ってやっているだけなのですが、こういうショック安があるとどんな銘柄やってやろうかな~ってなっちゃいます。

色んな視点がありますが、今回は自己資本比率と現金、利益剰余金です。

 

そろそろ、時価総額(発行済株式数×株価)が会社の資産より少なくなる銘柄も出てくるのでは?

さらに言えば会社の持っている現金の総額よりも時価総額の方が安いという、そこの経営者からしたらアホか!という事態が発生している可能性があります。

例えば1000億円の時価総額の銘柄があって、その会社は土地や建物も持っているがその上1200億の現金を持っていると。

そういうことはあります、ライブドアショック時のライブドアとか。

じゃあ1000億出してその会社の株を全て買えれば(株価の決定方式上無理でしょうが)、会社の土地建物従業員ノウハウやいろんなものが全てもらえて、

その上で1200億戻ってくるというおかしな事態になります。

いいたとえが無いのですが色んなソフトがインストールされた10万円のPC、そのPCには12万円がくっついています。

それを10万円で買うと12万円もついてくるというわけのわからないお得なことになってしまうということです。

色んな仕組みや色んな考えの人が現れるので現実にはありませんが、そういうことになります。

 

ではそういう銘柄の見つけ方とは?

基本はそのようなスクリーニング方法はないので自己資本比率順に銘柄をソートします。

で、個別に利益剰余金、時価総額をみていきます。

手持ちの銘柄の7751キヤノンで見てみます。

 

時価総額が3.7兆円で、1月末時点なので現時点で3割下落しているとみて約2.6兆円。

 

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利益剰余金から有利子負債を引いたものを見てみると、、、

 

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おお!約3.2兆円!

2.6兆円出せればキヤノンという会社が手に入って3.2兆円のキャッシュバックが!

感覚的には全く意味のわからない買い物ですが金額だけ見ていればそうなります。

 

ちなみにキヤノンソフトバンク、この騒動で即座に自社株買いを発表しました。

こういう株価対策、防衛やTOBやらが発生するので上記のような事態は起こらないでしょうが個人が株を少し買う分には影響ないので、

上記のような権利に一部噛んでおくということは可能です。

それをやるということです。

特にキヤノンはキャッシュがたくさんある会社ですので、自社株買いを発表した時ピンときました。

なぜそんなことをするのかというと経営者が弊社の株が安すぎると思っているからでしょう。

現金もたくさん持ってる会社ならなおさらです。

 

他には2121ミクシィですね。

ずっと目を付けているのですがなぜか忘れる銘柄です。

時価総額1400億、現在で1000億程度でしょうか。

 

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借金がないので保有現金1600億です。

 

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1000億で1600億を買えるのはいい取引ですし、その上会社までオマケ?でついてくるわけです。

(何度も言いますが実際はそういう事態にはなりません)

 

 

ただ、こういう銘柄にまつわる注意事項もあります。

現金、利益剰余金を溜めこむ→投資をしない、やることがない、成長性にクエスチョンがつくということです。

これもたとえ話ですが、工場1棟の会社があったとして1棟のまま製品を作って売り続けるて、儲けはただ貯めるか分配するだけ、

もう一方で儲けで投資を行って工場を2棟にして倍の製品を売るのと。

もちろん工場は作ったけどそこまでの需要はないというリスクもあるでしょうが、

こういう銘柄は前者のような、現状維持でキャッシュを回収し続ける傾向があり、株価の爆発的な伸びはないんじゃね?

っていうことがあります。

ただひたすらキャッシュを産み出して、それを分配していくことだけをこういう会社には望むのです。

それはそれで悪くはないですけどね、いつか行き詰らなければ。

あとは株価の戻りが早いという点、キャッシュがあれば自社株買いもすぐできるし。

戻りについてはショック安のときはアテにしないほうがいいですけど、、、

 

 

それと一応ですが利益剰余金もそんなにあてにしてはいけません。

好例は大塚家具です。

お家騒動で売り上げ激減、潤沢にあった利益剰余金はあっというまに無くなってしまいました。

事業とはそういうもので売上はなくとも運転資金はかかります。

売上、キャッシュが入って来ない状態だと利益剰余金など短期間に吹き飛ぶものです。

ほんと、みるみる間に悪化しますからね。

 

 

今回はそういう視点でコロナショック、銘柄を見てみるといいんじゃね?って記事でした。

他にも自分なりにアイデアを出してみるといいかもしれませんね。

最後に、投資の判断は自己責任にてお願いします。