Style by dreadnote

主に山口県下関市での釣り、狩猟、キャンプ等の記録です

HUNTER×HUNTER!!!

今回は初めて、共同で猟をすることにします。 前のシシ、シカ狩りは巻狩りと言って大人数で獣道を塞いで、犬を使って山から追い出したところを捕獲する猟。 それ以外では一緒に山歩きしたり、流し猟で車の運転を頼んだり、カモの追い出しをやってもらったりと、 一応複数人での狩猟はやってはいるが、銃持ちと銃持ち同士、少人数での鳥猟は初めてなのです。 先輩も同様、息子にパチンコ等で追い出しさせることもあるらしいが似たようなことでしょう。 相方が銃持ちになるということ、ある程度結果を予測すると、 逃走ルートを包囲できればよく獲れるんじゃね?って感じです。 銃撃戦にならなければいいがw 平日はまだまだ肉食ってます。 見てのとおりシカ肉。 バンバンバン! ジュワーッ! スーパーファイヤー!!! いつものシシカレーとシカのステーキです。 土曜日 前の日ナウシカみてたけど巨神兵起きる前にオレが寝ちまったー んでたまに土曜日の出勤があるのですが、仕事は早退して射撃場に弾買いに行く。 ちなみに前回の土曜日も出勤だったが有給でジギング、まぁまぁフリーダムライフ。 下関の射撃場は火曜日以外、猟友会の会長さんが常駐してて色々相談に乗ってくれるのです。 カモとったつったらカモは足黄色いの獲れよ〜とか。へぇ〜 今回は山口の先輩とカモ猟に出るのですが、推奨が2号弾ということでそれを買いに。 でも2号はないとのことで3号の強装弾にしといた。 写真は違うものだと思うけどな。 オレのレミントン11-87はとても反動が少ない銃なので、装弾は強め強めで構わないかなって。 よくサボットなり、あろうことか普通の散弾撃って肩や頬が痛いとかいうのをネットで聞くが、そういうのはなったことがないので何言ってるかわかんない。 それと銃の所持許可や射撃についてお姉さんが相談しに来ていた。 年齢とかはともかくこういうご時世で銃持ちが増えるのはうれしいねぇ。 で、嫁と子供を乗せて山口へ行きます。 年1回ぐらいは来てます、先輩の家です。 誰か銃もらってくれねーかなー。 ドレちゃんは要らねぇだろ? 先輩からの相談なのですが、誰か銃欲しい人いませんか?SKBの自動銃。 エアライフルが欲しいらしく、また、使用実績も必要な為、割りと邪魔になるそうです。 タダです。 いつも    愛してるよ どこか聞き慣れない日本語ですね。 花屋のオーダーで言葉を上下二つ選ぶときに何か微妙な選択ミスをしたらしいです。 先輩の嫁さんは子供の頃からの薄い付き合いかつ、大学時代の同級生でオレ達の強烈な悪さを知っているハズなので、 我々としては、こういういい人アピールは欠かせないのです。 そういうこともあって結婚したことを知った時は衝撃を受けた。 オレももっとみどりさんにいい人アピールしとかないとな。 どうしよう?魚でもやっておくかな? 食事はまだですか? お前人さまんちで随分と偉そうだな。 夜は凄い雪でした。 外にタバコ吸いに出たら積もってた。 チュンチュン 雪です! ダイヤモンド太郎には初めての積雪ですね、オレも久々。 お父さんたちは山に遊びに行くのでお兄ちゃんたちと雪遊びしててくださいね。 っていうか積雪を想定した装備持ってきてねーし。 特に足元、車でのカモの流し猟を予定してたんで軽装、スニーカーでいいやってソレしかねー。 そして白一色の中じゃ迷彩が迷彩になってねー、なんだよこのアホみたいな格好は。 山ですね。山口市内からならすぐです。 いつもは車で登るところなのですが、途中で下車して雪の中を徒歩で行きます。 先輩はハナから迷彩など気にしていません。 最初はスニーキングとかを頑張っていたらしいですが、 カモの動きを研究するにつれて急襲に切り替えたそうです。 パニックになって動きのよくないヤツらを撃ち取るのです。 オレも前回は下車してバッってカモの前に出て飛びきれてない連中に対して乱射して獲ったもんな。 ここから出たら飛ばれるよな〜→じゃあもうサッと出てバンバン撃ってしまえと。 幸い、自動なら3発出るしな。 先輩は上下二連で2発、今回は2人でワンチャン5発の勝負ができる。 最初の池は飛びがイマイチ。 先輩が一応発砲1だけど遠い。 次の池はオレに発砲のチャンス! パァン!パァン!パァン! ガクッ、あっ、落ちた。 でもどっかに泳いで回収不能、、、 装填して止め刺ししておけば、、、 前も泳がれて回収に時間掛かっちまったしなぁ。 3発撃ったけど、着弾を修正しながら撃てるようになったかな。 本当は初矢で獲れればいいんだけど。 気分は良くないが中った、キンクロハジロ半矢1。 次々に池を回る。 ココの左奥にはバンが住みついとるよ〜 バンは楽しみですね〜中国の宮廷料理にも使われる鳥なんですよ〜 当然、池を見る前に打合せして飛び出すんだけど、なかなか言葉だけじゃ理解できなくてチャンスを逃したりも。 椹野川は銃禁なので見てるだけ。 カモたくさんおる。 山には少ないし群れがまとめて出てきてるのかね。 平川方面とは反対側の山の池をやる。 結構高い土手を登って様子をみる。 ていうか何回かズルズル滑り落ちた、脱包ヨシ(笑) ココは先輩が前から目を付けていて、何度か追い出しはしたがオレの為にとっておいたスペシャルポイント。 特に、先輩が良しとしているのは堅果類が周りにある池。 海ガモ=臭い、山や池のカモ=おいしい、ってことで食ってるものの影響、山の幸を食ってるカモはおいしいのだ。 オレもそうしているんだけど、鳥猟なんてまだ2回目なんだし居れば撃つって程度。 ここは頑張って結果を出さねば。 オレも機転を利かせてオレが撃ち取りやすい場所に先輩と場所入れ替え。 セコいようだがここまでお膳立てされているのだ、必ず撃ち取るw 土手からひょっこり顔を出すと池の真ん中周辺に居る! 先輩が追い出しで先に立つ、オレはスニーカーが滑るので遅いw 先輩の発砲を少し待つ、ドゴォ! 飛んだ!こっちに向かって来る。 が、打合せ通り、矢先には道路が。 発砲できる角度になるまで照準でカモを追いかける。 ココだッ! ドゴォ! うわっ!落ちた! 豪快に手前に落下してくる。 こういうのカモ猟っぽくてすごくいいね! 池に落ちて絶命はしてないが泳げもしないようだ。 ちょうど風がこっちに吹いていたのでピクピクしているのを岸から回収してナイフで放血。 どうだ! 初のマガモ♀だッ! そしてなんてセンチメンタルな写真なんだ! リストショット! そうこうしてるうちに後続が飛び出すw 装填して先輩と一緒に撃てば良かったのう。 さて、最後は河口のポイントを見に行きますか。 先輩「ドレちゃんにクソ不味いカモを体験してもらいたい!」 オレもこの世の闇に触れてみたい。 銃禁の中流下流にはたくさん居たが、かわりに河口はパラパラ、、、 銃禁の河口から顔を出してみるとキンクロハジロが飛んでいく、中にはマガモも。 先輩はキンクロよく取るがやっぱりマズいらしい。 キンクロは見た目にも気持ち悪いし、ネットでも酷評されているヤツ。 ポイントに到着。 堤防の切れ目から海を覗けば海ガモが居る。 堰の中も障害物の陰に隠れている、海ガモかバン? バンは見慣れてなく、鳥獣判別が微妙に難しい(今回はなんとなくわかるようになった)。 ドレちゃんどっちやるか決めていいよ。 うーん、小場所で囲みやすい内側で。 じゃああっちとこっちで障害物の両側から挟み撃ちしようと。 銃撃戦しないようにw 先輩ダッシュ! オレは反対側から先輩が持ち場に付くまで待ち、警戒はされているが飛ばれるほどではない。 バァン!バァン! おいおい、バンバン撃ちよるの〜 負けじと連射。 おっ、先輩が1羽落とした、オレも1羽落ちた。 次も飛び出るがオレの1羽に止め矢を撃つか次を撃つかで悩んで次を撃った。 先輩は止めを撃つ。 鳥はバンだ、あの宮廷料理の! 1羽は風に乗って手前まで来たのを釣り道具で回収。 もう1羽は石に引っ掛かって取れない、まぁオレが止めを入れなかったからそうなったんだけど、、、 家が近くリカバリーが効く先輩が回収に。ありがとうございます。 ザブザブ。 ザブザブ。 顔は見えないがいい男だろう? 身長180cmだし! ジャニーズの誰それに似ているが、それ言ったら気に食わないらしく激怒されるぞ。 オレもいい意味で似ているとは思わんがいい男だと思うのは間違いないぞ、激怒されるし。 雪の影響もあって刺すような冷たさらしい。 真冬に海入って冷たいと思ったことはないが、淡水は気候の影響がダイレクトだからね〜 オレとしたことがバンの写真は失念。 さーて、帰ってカモ料理だ〜 カモの解体、どことなくいいにおいが、コレは期待できるかも。 バンは小柄で毛むしりが厄介、味は良くても悪くても今後撃つかな? 先に内臓料理で確かめます。 前回も書いたが、この時点で気付けるワケだ。 コレが臭いと身の方も絶望的。 パクッ! あっ、砂ズリとレバーな。 こっ、この肉は! 今まで食べたどの肉とも違う!ウマい!!! コレは本気で旨い! レバーもさらっと優しい味、前みたいに超レバーしてねぇ。 こんなに旨い肉が世の中にあったのか! ダイヤモンド太郎もパクついてました。 身の方はカモスキに。 その前に焼いたのも食べてみる。 うん、野鳥の味だ、しかし柔らかくて厚みがあっても食えるぞ? カモスキ、バアーン! バンも混ぜてあるので1羽が海ガモ臭くて臭いが移っちゃったかな? オレは割と平気でパクパク、カモおいしい。 バンは臭くない方の個体ばっかり食べてたようだ、後から肉だけ取り出すと確かに臭いがあった。 食事して一休みして帰宅。 今回も先輩んちに大変お世話になりました! 反省や良かったこと悪かったこと、気付き諸々。 ・結果はキンクロハジロ半矢1、撃墜マガモ1、バン1。  先輩は色々オレに譲ってバン1。 ・とりあえずマガモが獲れて満足&獲らせる側も結果が伴って満足。  獲らせる側、誰がやっても通用するゲームの組み立てだということの証明になるからね。  先輩ナイスガイドっす! ・スニーキングに徹するより、スニーク→殺意満々で真正面から対峙した方がカモがパニックになっていい。  ある程度逃走経路や居場所を推定か決め打ちした上でね。 ・移動方法は障害物や土手や障害物からの飛び出し、ダッシュとまさに静と動のコントラスト。  その心はまさにメタル。 ・カモはやっぱり「目」の生き物、自動銃の装填音は大きいのでどうかと思っていたが、音はあんまり関係なかった。  絶対聞こえてはいると思うけどね。 ・止め刺しはしないと半矢でどっか泳いで行ったり、障害物に引っ掛かったまま息絶えたり回収が難しくなる。 ・挟み撃ちや追い出し→迎え撃ちと複数人でのカモ猟は有効。  そういうことで、鳥の数は少なかったが発砲数は相対的に増やすことができた。  ひとりだと多分半分以下、仮にオレ一人だと、有効な発砲数はあったかなかったか、ぐらいかも。 ・あとから飛ぶ鳥も意識して、しばらく装填して待機しておいたほうがいい。  いっつも油断するんだよな〜 ・装備類の見直し  スリングは要らない、両手空ける必要のある危ない場所なんか行ったことないし。  鳥猟は発砲数が多くなるので弾挿しよりポーチやポケットの方が実用的。  お前らがカッコいいと言っていた借りパク状態のチェックの服を正式に頂戴した。  前からちょっと欲しかったを頂いた、やったー! ・カモのうまいまずいは処理によるのでなく、ほぼ個体による。 ・雪の山は過酷だが超楽しい!キレイだしワイルドだしな。  おかげでとてもカッコいい、メモリアルな写真が撮れましたね。 弾は11発消費しています。 鳥用には3号14発、4号10発が残弾となります。 2月15日が鳥猟の最終なのでそれまでに消費するよう2回は出ると思います。 うち1回はまた山口でやって、もう1回は下関でやります。 出産も絡むので次回の山口は一人でいくかな? あと、大物猟は鳥の狩猟期間が終わって3月末まで下関から、誰かと行くようにすると思います。 3回程度は出るように考えています。大物獲れれば猟期後の肉もしばらく分確保できます。 なので今猟期は鳥に4回出撃、大物に7〜8回程度の出撃ということになりそうです。 猟期は20週程度なので終末の半分は出ている計算でしょうか。 海もあるのでこの程度で十分だと思っています。 今週は金曜飲み会なので土曜の夜から釣りに出ようかな? すると出猟は無しになると思うね。 カサゴメバル、ジギング、鳥、シカと、なんとなーく3月末までの予定が立ったかな〜