Style by dreadnote

主に山口県下関市での釣り、狩猟、キャンプ等の記録です

エギング講座

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旧ブログでも掲載はしていたのですが、内容をアップデートしてこちらでも書きます。

動画もあり、見返してみると、この野郎なかなかいいこと言ってるといまさら思うですが、やはりオレは文章の方が得意です。

できるだけ動画に沿った形ですすめていきます。


簡単!エギングを解説してみます

 

 

シンプルに大括りして、

1.ポイント
2.タックル
3.その他

で話をすすめていきます。

1.ポイント

実はこれだけで釣れます、ていうかオレはこれだけで釣ってます。
ただし、むやみやたらと釣りする人には負けますけど。
まずポイントですが、広いエリアをやること。
それだけでランガンできますし、それぞれのポイントに居つくであろうイカを効率よく探っていくことができます。
堤防にずらりと並んでやるエギング、アレではただのくじ引きです。
仕事の帰りとかならともかくせっかくの休みにそんなことはしたくないですし、やはり高確率で釣って帰りたいですよね。

ポイントの見方ですが、
藻場が点在、隣接する砂地、がトラブルも少なく、楽しくエギングするには一番有望です。
(ちなみに今シーズンの根掛りロストは1回のみです)
それと流れに沿ったところ、カケアガリ、船道、潮目。
魚もですが、何かに沿って回遊をしてきます。その目安がこれらです。
ショアジギングと船でのジギングをしているとわかるのですが、磯も思いのほか釣れます(撒き餌をしないルアーでも)。
足元の磯や潮目がポイントになっていて、それに沿って魚の回遊があるということです。
まぁイカの場合ほぼイカ墨があるので、釣れるポイントは明白にわかるわけですけども。。。


そして、ストックとフローという考え方です。
一ヶ所でやるならそこにキャストしてそのポイントのストックを釣りきったら、もしくはいなかったら終わりです。
仮にイカがいたとして反応を示さない場合もほぼ同じと考えます。
じゃあその場で釣りつづけるとしたら、回遊待ち、潮に乗ってやってくるフローのイカを釣る、待ちの釣りになります。
この待ちの釣りを効率よくやるには、二つの手段があります。

一つ目は上述した流れに沿ったポイントを撃つこと、個人的に一番好きなのが、
流れが直接あたるところです。
こういうポイントは潮も速く、イカの回転も早いので釣れやすいと思っています。

なおかつフローであるイカがそのままストックになってくれるのでそのようなイカがポイントに入ってくればそれをしばらく狙えます。

移動できないときでもこういうポイントをやり続けると釣れやすいです。

 

二つ目は移動して別のポイントのストックを釣ってしまうことです。


これらと潮の干満とマヅメのタイミングを組み合わせて1日のゲームを組み立てるようにしています。
とりあえず簡単にいうと、
潮があたるポイントを何個か繰り返しやってストックのイカを釣る。
間で流れのあるポイントを撃ってフローのイカを探る。
フローだったイカがストックされたであろうタイミング(小一時間もあればいいでしょう)を見計らって既に撃ったポイントを再度チェックする。
マヅメで有望な潮の当たるポイントをしっかりやる、満潮前後が重なればなおさら。
夜は常夜灯下、ポイントのストックを釣ったら、休憩を入れたり、アジング等魚をやりながら次に回遊してきて、
ポイントにストックされるのを待つ、潮変わりのタイミングも注視しておく。

って感じで何時から何時までは何処でコレをするとかスケジューリングしながら釣りをしています。
ずっとどこかしらで釣りをしているのが一番釣れるのですが、なぜ釣れるのかを考えた時にメリハリがあると因果関係がわかりやすいです。
単に、釣れないときは寝るのが一番、って思ってるのもありますが。

 

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2.タックル
基本的にはこだわらない派ですが、春だからイカが大きいから大きいエギにMH以上のロッドで、太いラインで。
この考え方は違うと思います。
ルアーの基本はどういうルアーを投げるから、どういうアクションをさせるから、そこでタックルが決まってきます。
過去はシャローが多く、たまにディープぐらいだったので、MLの8.3ftがメインでした、ただ高い堤防もやるので8.6ftでもよかったかもしれません。
ただこのときは、多少軽い方を選びました。
これは春でも秋でも投げるポイント、投げるエギの号数が同じなら変わりません。
今は流れのあるディープを結構やっているので、そういうときはM~MH程度で8.6~9ftぐらいでディープのエギをやると
効率よく釣れるとは思っています。
ちなみにメインロッドの8.3ftのMLが折れてお金も勿体ないのでサブに回していた8ftのMを使ってます。
リールはシマノのC2000Sを使用しています。
C3000Sでもいいのですが、最軽量クラスのロッドにはより軽量になるC2000Sを合わせると本当に軽くなります。
ラインもそれに合わせてPE06を目いっぱいの150mです。

個人的な嗜好もあるので、そのあたりも踏まえて話半分ぐらいに聞き流しておいて頂いた方がいいと思います。
メバルタックルで2号以下のエギを投げるエギングもあるわけですし、ドン深ポイントでスーパーディープみたいなのじゃ釣りにならないポイントに通う人も居るので決めつけるわけにはいきませんよね。

 

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でも定番と言われるタックルから自分なりに少し工夫していくことで面白いだとか、快適であるとか、そういう自分の目指すゲームを組み立てられたらいいのではないでしょうか。

 

3.その他

エギのカラーや揃え方
自分はコレクターではないので3種類程度揃えておけばそれでいいです。
今あるエギは3.5号のオレンジ金、赤、オリーブ金、もらいものでシャローと青系の色のものがありあす。
ディープは一応1、2本欲しいところですね。
年中これで釣れているのでサイズやカラーについてはこれ以上必要ないと判断しています。

まず、エギは人間様からの視認性が第一です。
なので背中がオレンジかピンクであること。
お腹側はフラッシングでイカへのアピールということで金、これで9割以上釣っています。
気分転換に地味系のカラーも投げますが、なぜかそういうときに限って釣れてくれることも多々あります。
見えイカとかで乗り切らないときにチェンジしてやると違うものに見えているのでしょうか?釣れてくれます。

 

アクション
動画でハイピッチショートジャークというのをやっています。
レンジを刻んでコントロールできるのと、操作が楽であることからそればかりやっています。
ラインスラックがあるかないかの状態でやるとエギが左右にダート、フラッシングします。
ダートのやり方、イメージは水面直下でエギをチョンチョンやってエギが左右を向くかやってみるといいでしょう。
見えイカもここからフォールに移行することで釣れます。
その動きを海のボトム付近でやることになります。

ラインメンディング
エギングのテクニックで最も重要だと思うのはラインメンディングです。
エギは重い割に沈むのがゆっくりなルアーだからです。
ボトムがわかり難いときはベイルを解放して適量ラインを出して、水面のラインの変化をよく見る。
テンションフォールでわかるだろうというときはラインをしっかり巻いてボトムとアタリに備える。
ベイルをカチカチ開けたり閉じたり、サミングしたり比較的細かくラインの緩み、張りを調整しています。
オレは、ですがすこしずつラインを送るのにサミング多用しますね。
キャスト後のラインメンディングの例ですが、
着水前に軽くサミングしてブレーキ、ボトムまで距離があるのでその分ラインを手ですこしずつ出してやる。
ボトム付近になったらテンションフォールに移行するため巻き取ってラインを張る。
ボトムをとる、わかり難かったら再度ラインを少し出すか、ジャーク後のセカンドフォールで確実にボトムをとる。
ということをしています。
途中でもボトムがわかり難かったら少しラインを出してフリーフォール、テンションフォールを織り交ぜています。


こんなところでしょうか。
長い文章にお付き合いいただきましてありがとうございます。
不明な点等ありましたら気軽に聞いてくださいな!