Style by dreadnote

主に山口県下関市での釣り、狩猟、キャンプ等の記録です

コレがオレのホントの初釣りだ!

ヒャッハー!

見島いってきたぜ見島

いつものようにフェリー乗り場に付いて飲酒

荷物の受付に別のアングラーのタックルもある

ガマのケースだしグレかな?

乗船前に若い夫婦がサンラインやらのかっちょいいカッパとか着て待ってた

この人達だな

オレは革ジャンにボロボロの迷彩カーゴのルンペンファッション

典型的な餌釣り師とアホルアーマンのいい対比だ

船での移動中に甲板で出会っていろいろお話した

姫路からいらした夫婦でカゴでヒラマサ狙い、お互いの宿やらスケジュールやら

どうやら年末から何度も計画していてその度に時化でダメになったらしい

クリスマス釣行やら正月やら

クリスマス釣行ってwうまいメシでも食いにいけよ、これはさすがに笑った

そしてなんかまた聞いたことのある話が、、、そうです、オレが以前書いた日記が見られてたw

すでにパターン化しておる

しかしあまりためになることも書いておらずそういう人たちに出会うたびに申し訳なく思うので

今回は少しだけでもためになることを書こうかな、どうしようかな

で、本村に到着

夫婦は本村の宿でそのまま瀬渡しで赤灯台なのでお別れ

ご主人は血筋が九州系らしくなるほどキュート縄文人イケメンな顔立ち

二人の顔面を掲載するわけにはいかないので姿だけでも

灯台を拡大すれば人影が見えるよ

オレは宇津へ、ちなみにお客は3人だけ、2人が離脱したのでたった1人になってしまったw

3連休なのに客少な過ぎ

降りて早速磯へ

波2.5mの予報だったので全くポイントに入れず、一箇所は磯の上のほうから何とかなったが

風もウネリも半端なく何してるかわかんない状態

撤収して本村にちょうど定期船が戻る時間だったんで船で移動、待合所で酒飲んで刑事ドラマみる

既にやっちまった感がすさまじい初日、、、

イカ、ヒラメ、シーバス等は夕方以降にでもってことで掲示物とか見る

本村地区

カメ生息地とかまじでどうでもいい

こっちの地図は釣り人には超重要、2日目はこれをめぐって散々歩き回るだけになった

ほとんどのポイントに徒歩でいけるらしい!

肉食って酒飲んで夜釣り、に行こうとトボトボ歩いてると超湾奥ポイントにランボー少佐とそのお仲間が!

ランボー少佐殿!!!

ってなんかでかい魚釣ってる、魚種はなんか揉めてたが55cmぐらい

一目でクエと判明!しかしこんなとこで、、、おそろしい

前々回郵便と行ったとき磯で夜釣りしててクエ狙ってるって言ってた石物師がいたなぁ

釣れてなくてほんとに居るの?って聞いたが、オレは居ると思うって言ってたけどマジで居たんだな

しかもこんな湾奥wベイトがものすごいってこともあるが、ちなみに例のでかいタカベね

ランボー少佐より少々レクチャーを受けイカ釣り場へ

状況的にはすべてペケ、青物はアジの泳がせで食ったり食わなかったり、ルアーは絶望

シーバスは見ない、食わない、一応は見えたのが居たらしいが

イカも不調、ヒラメ居ない

なにはともあれイカ釣り場へいくと中坊がいた

U太(ユーふとし)と呼んでおこうか

一緒にエギング、でかいのはU太が釣った

あとロッドをライン一周させたままつないで気づかず小一時間やってた真横シャクリのおっさんが爆釣

勝てないもんだなw

とりあえずお土産ゲット、ボウズ無しでよかった

小雨が顔面にヒットしつつ野宿

2日目

寒くて4時起床、6時前にいつも世話になってる萩海運のおっさんと約束で車で宇津に連れてってもらうので

それまで暇つぶしのエギング、一杯追加

移動して宇津に置きっぱなしのクーラーから酒と朝飯

朝、昼の食事はコンビニおにぎり、当然デンプンがβ化していてボソボソと硬い

消化に異様に悪く毎食後内臓がものすごく痛くなる、さらに柑橘系の野菜ジュースを買いだめしておいて

酸味が吐き気をさらに増長させる、島篭りの修行とはこうでなきゃな!

やっぱりサンドイッチにしとくべきだった

βデンプンうまし!

そして例の看板も

お久しぶりです!臭い飯でローIQの囚人さん!

みんな凪だからっていってたんで昨日も来た赤瀬もちゃんとポイントに降りれるだろうなっておもってたけど変化なし

キャストしても反応なし、、、

見島の人たちは信心深くいたるところで鳥居やら観音様やら、崖や断崖絶壁の上に作っていつもお参りしています

島の東側は全滅だろうなってことで、だからといって何もしないわけにもいかないのでここで例の地図!

灯台回りで西側から島を一周してポイントチェックしてやろうと思いついたよ

かなり歩いて北灯台、遠いけど迷わず歩いてこれた

山中にウニの貝殻が、ゴロタにはみかんの皮が、普通逆だろうとおもうがウニの加工は自宅周辺で

みかんのは海女さんのおやつ、途中歩いてると見かねた尼さんがみかんとパサパサしたお菓子くれた

これ北灯台の下のポイント

酒を片手に途中まで降りたのは内緒だ

で、この辺は黒瀬から続く広大なゴロタ、ヒラスズキに用はないオレには無用なんでいちいちおりません

あとで農作業中のじいさんから聞くと北回りぐるっとゴロタランガンしてランカーヒラスズキ2本(一本リリース)引きずってる猛者も居たそうなw

エボシの横のゴロタ、エボシは離れになっていて瀬渡しか泳ぎじゃないと無理っぽい

海女さんが岩のりとってる、さっき書いたおやつくれた海女さん

やはりこの一帯は水深は大してないがしっかりサラしてる

道中結構ノリを干してたがこんなとこで採ってるんだなぁ、、、

磯へ下るのも結構な斜面だし草やら木が茂ってる中を降りてかなきゃならない、大変な仕事だけど怪我せずにって釈迦に説法だなw

次は、メサキ、ユウネぐらいを目指して歩く!

自分がどこにいるかわからない中しばらく道なき道っぽいとこを行く

ちなみに暑くてずっとロンTで歩いてたよ

ようやく景色が開けてくると海が見えた!

やった!海だ!!!

が、南向きに西側を歩いてきたはずなのに海が左に、山が右に、、、

はて?あの見慣れた磯は???って日崎じゃんw

北側だけをヌメッって回っただけかい!

これでもう4時間以上歩いたり崖上ったり降りたりでもう昼w

北方面はオレには用無しってことがわかったのはある意味収穫だったな

未チェックだった黒瀬をチェック

この岩、全部波かぶります、黒瀬はこの左側だけど行くことも見ることさえもできない

この辺は逆にヒラスズキについてはあまり聞かない

現地のおっさんが泳がせとかしてるんだけど居たらそこそこ食うはずだろうしなぁ

昼休憩で渡船場に戻って萩海運のおっさんと雑談

全然ダメだし本村から回ってどっか磯の調査に行くかって話をするなかで日崎の話が

陸伝いで行けることは知っていたが、定期船で見るその姿は絶対無理www

エントリーするポイントさえわからないんだがおっさんのススメと看板あるからってことで車も貸して頂いていってみることに

危なかったら帰ればいいしポイント見るだけでも今後の立ち回りの為になるし

ちなみに日崎は一昨年の11月かな?マイミクのまっつんと瀬渡しで行ってマグロジャンプを見た、何しても釣れず灼熱で瀬変えしたなぁw

あんなとこにまさか歩きで行くとは

入り口はよくわからず一旦通り過ぎる

車を停めてちょっと歩くとまた鳥居w

階段やロープなんかが至る所にあって、さらにその先にはお地蔵さんやら観音様やら

年寄りでも行ってるからアンタなら余裕でしょ!って言葉に勇気付けられてどんどん奥に進むがここの年寄りはどんだけ元気なんだw

それにしてもこんなものをこんなとこにわざわざ立てたりそのために道を作ったり、、、見島の皆さんの信仰心と偉業には本当に心を打たれた

これだけでも日崎きてよかったなぁ!

そしてついに道らしき道もなく低木で視界が全くない中での磯への崖下り

見る人が見るとちゃんと道ができているのがわかると思う、ちゃんとやるべきことをやっていれば特に危なくはないけどキツイw

そして岩肌を登っていってちょいと右に回ると日崎の先端!!!やったぜ!

、、、激ウネリで降りれない、、、

なんとか降りれるポイントはノリだらけ

前までテトラ前提だったからスニーカーに頼り切ってたが冬場はダメだな、できないことはしないw

フェルトスパイクも持ってきてたのに履いてない、、、

が、このまま引き返すわけにもいかずとりあえずジグキャスト、トップ系は風もウネリもものすごいので無理

ツルツルながらも腰を引いて突起に足を掛けて超慎重に

水深はやっぱすげーなw

30、いや40ぐらいあるか?120gをキャストしているがなかなか着底しない

あまりキャストできてないとバーチカルゲームっぽくなってしまう

なんとか今の足場で振り抜ける感覚が出来てきたのでフルキャスト

って7、8回しゃくったら即乗ったw

おっしゃー!!!!!

ヒラマサじゃあ!!!

が、足場が悪いので姿勢を変えることもままならず脇挟みのまま無理やりロッドを立ててゴリ巻きするだけのファイト

オレはあまり飛距離は出さないが水深もあって軽く100mはラインを出してるんでどんどん巻く、ひたすら巻くだけ

しかしウネリがひどくて水が魚をガンガン引っ張っていく、クソ重くなったり軽くなったり、ヒット時はヒラマサだと確信したが本当だろうかw

ランディングポイントに到達

最も入れてはならない磯のポケットですwww

姿勢も立ち位置も変えられず自ら誘導したようなもの

足場から5〜7mはある、水深はおそらく10m以上、バッチリ入ったけどまぁここまでくると巻くだけw

巻いても巻いても浮いてこないし、魚とかじゃなくて引き波に耐える

ようやく魚が見えたんで波に乗せて1段抜き上げ、さらに次の波でもう一段抜き上げ

波が届かない足元まできたらケツつけながら慎重にツルツルーって滑り降りてってリーダーキャッチ!

小ぶりながらも激しい磯からヒラマサゲット!!!

65cmでございました

帰りの崖、、、倍時間掛かりました

タックルやらなんやら背負えるようにして両手が開くような装備を考えよう、、、

何時間も歩いたり崖の上り下りをしてクタクタで夜釣り

クーラーに魚を入れに戻ったとき昨日の夫婦がたまたまいて餌は使い切っちゃったけどイカを切り身にして夜釣りでもしようよってことで本村で合流

結果はイカ1杯だったけど駄弁りながらで面白かった

ちなみにオレじゃないけど1.2〜1.5kgぐらいのイカ釣れてたw

実は冬場の見島初めてながらこういう状況読んでたんだけどズバリだったね、オレは釣ってないけど

朝4時から23時まで19時間遊びっぱなしでヒラマサ1本とイカ2杯

まぁ苦労の割に合わないけど釣ると決めて釣れた事はよかったな!いろんな磯の状況もわかったし収穫は大きいよ!

クタクタでまた野宿

3日目

4時起床

3時間しかねてないし寒いしでエギングはやめにしてそのままゴロゴロ

6時にはショップ見島が開くので確かカップめんと酒あったよなって

起床飲酒!あと朝飯に久々にβデンプン以外のものを食った

ちなみに晩飯はひまわりって定食屋でちゃんと食べてますのでご心配なく

明るくなって歩いて宇津まで歩いていこうと思ったので朝一の便で帰る夫婦を見送ることに

凪の予報なのでいつもの赤瀬、黒瀬、テトラを存分に攻めることに、って少しはマシになったけど爆風、、、

黒瀬もエントリーだけは出来たがそれだけw

赤瀬から見る日崎は遠目にも昨日以上に荒れ狂っていて行ったら死ぬ

最後にテトラでもやるかって一通り探ったが魚は出ず

本土から瀬渡しのグレ師が4人ぐらい居たがアゲンストでテトラ前面に出られず諦め気味

そんな中1人のアングラーが、あっ、この前も居ましたよね?ツレの人は?

前々回郵便とメシ食ってるときに話した嫁の実家が俺んちの近所のオッサンだ!

へぇー釣りするんだって見てみると45cmぐらいのグレ、こんなの初めて釣ったってwあと青物に切られたらしい

道具はそれなりというか万能竿レベルだが本物のグレ師より釣ってるしw地元強いなw

話を聞くと嫁さんの実家に魚を送りたいらしく、じゃあ金も時間ももったいないし今日帰るしオレが持ってくよってことに

同級生の元実家で、今はその親戚の家だったのでふーんって感じ

まとめ

ヒラマサ1本、イカ4杯

厳しい釣りだったけど初釣りで今年初のヒラマサ、アオリイカ

きつかったけど面白かったし、今後のためになる体験ができました!

帰って塩焼きと刺身、イカも刺身で食べました

小ぶりながらも多少脂が乗っていてバランスの良い味でした

ハラミはハラミらしく、身は身らしいというか、おもったよりかなりおいしかった

イカも2日前にもらったおおきいやつでそこそこ熟成してて落ち着いた食感で甘みも強くおいしい

ヒャッハー!!!