今年初出猟!
年初ダラダラし過ぎたおかげで釣りも狩りも1週遅れって感じでやってますね。
猟の方は新兵器の実戦投入がまだなのでやってみたかったのです。
で、新兵器っつーのは迷彩とイヤーマフ。
山歩きながら大物探すのには使ったことねーんだ、
単独大物猟自体11月に2回ぐらい行ったって程度だし、まだまだ経験不足。
で、そのときの課題。
獲物に先に発見されて走られる。とにかくコレ。
迷彩は鳥猟で有効なのはわかってたので大物猟ではどうかと?
それと音、シカは聴覚の生き物、先に足音をとれないかって。
シシは運ゲー、でも足音とれればどうかなと。
その対策のアイテムを揃えたのだが、実践投入が先延ばしになってた。
まずはくだらない日常からごらんください。
みどりさんの魚料理講座。
弟の県庁とツレの神が捌き方教えてほしいってウチにきたのです。
刺し盛はオレがやったが、写真がめんどくさくなってここまで。
フンヌーッ!
猿程度の知恵はついてきたようです。
部屋きれいにしなきゃな、、、
雪山サバイバルの映画がやってたので見た。
そのうちサバイバルについても書きたいね。
でも登山は全然興味ねーんだ。
で、適当な時間に起きて出猟。
おっ、潜水艦じゃん。
いつもの清末の奥の山に。
今回のプランは林道をひたすら歩いて調査してみるって感じ。
林道は谷や沢沿いにあることが多い、当然道になっているので長距離歩きやすい。
尾根よりは獲物の出現率が低そうなのと、低い位置にあるので先手を取るという意味ではどうかな?
オレ的にはサクッと上まで登って尾根が絡む獣道を探ってくのが好きなんだけど。
今回は移動距離を稼いで出会いに期待するということと、林道がどうなってるかの調査も兼ねてる。
清末側から菊川側に抜けてそこから違う林道で帰ってくるというルートを考えてみた。
車は2〜3日程度前に入ってるでしょうか?
相変わらず足は見ない、歩けば獣にあたるでしょう。
地図に道はあるんだが、なんとなくしかわかんねーな、適当でOK。
ちょっとすると車は入れない場所に。
以前、車でいける終点までは来たが徒歩でしか行けない場所は初めて。
こういう道も地図には載ってるのね〜
地図には載ってない、雨の後ぐらいにしか水が流れない沢?を登る。
倒木や草木、段差で歩きにくい。
音も結構出してるし獲物居ても走られるかな?なのでサッサと抜けるかー。
で、倒木や枝を抜けて前方を見ると。
ムッ?なんかそれっぽい形!
アレ鹿だろ。
印のへんに立ってた。
じーっ、双方見つめ合い。
あっ、後ろ足動いた、シカだな、オスジカ。
距離50〜60mってとこ?
怪訝そうにじっとコッチをみている。
気付いてはいるがよくわかっていないようだ、しめた!
装填の音はどうかな?遊底を押えながらゆっくり音を殺して装填してみる。
まだ動かない、ゆっくりサイトを合わせて、、、
アレッ?撃鉄が落ちねー
空撃ちだったらいけたのになー
気を取り直して普通に装填、ジャキーン!
装填する時でっかい音すんだよなぁ。
構えてサイトを合わせる、なんだコイツまだうごいてねー
ありがたいことに結構マヌケなヤツだなw
それか迷彩が効いてるかオレがゆっくり動いてるからなのか。
ドゴォ!
普通に走り出す、外れたようだ、血の跡も無し。
うーん、やっぱドットサイト付けてちゃんと調整しておけば?
あっ、集音イヤーマフのおかげで発射音はそれほどでもなかったよ。
まぁ着けてなくても平気なんだけど。
こんな地形のところで林道ど真ん中にシカがでました。
さーて、あとは山超えて菊川側に出るか〜
微妙に道(そんなもの見えない)を間違えて迷う。
強引に急斜面、シダ、シシの道とオレの大嫌いなとこを突っ切って帳尻を合わせるw
なんかこういうのもやってるうちに耐性付くのな。
ふぅ、いつもの獣の広場って地形。
中腹とかで一段高くなったところや尾根沿いにはこういうところがあって獣にもよく出くわす。
等高線で見ても交差点状になってるのがわかるよね。
色んな跡のオンパレード。
で、菊川に抜けるルート。
道じゃねーじゃん。
写真じゃわかりにくいけど結構急で滑りながら竹や木をバキバキ鳴らして降りて行く。
しばらくいくと開けてきた。
あっ、シカだ!
これは先に走られました。
沢沿いのフラットな段になってるところを進んでいく。
スタタッ!スタタッ!スタタッ!
ムッ!?犬か?こんなところに?
(↑んなわけねーだろ)
かなり近いが見えねー、近づいてくる。
木の死角から出てきて見えた!20m。
ギョエーッ!シカだー!
↑まだ言ってんのかよ。
じゃなくて装填装填。
この距離だと装填する音で走られちまうだろうからゆっくり装填(またやってる)。
まだ近づいてくる、距離10m以内!
目の前なのに全然気づいてねー、完全に先手。
発射!!!
ってやっぱまた撃鉄がおちねーw
シカもさすがに気付いたようで直角に向きを変えて走り去っていく。
普通サイズのメスジカ。
せめてフラットな地形のところは装填してゆっくり歩こうかw
ちょっと歩くと綺麗にされた林道。
菊川に抜けました。
ふぅ、結構エキサイティングだったので満足w
池もあるので一応チェックしてみた。
カモは居ないが薬きょうは落ちてたのでイケるポイントということか。
奥の池では完全に鹿警戒モードだったので水面を見てなくて何度かカモを盛大に飛ばすw
キジとかも盛大に飛ばす、集音してるから音のデカさにビックリするw
ここまでやってきて、
なんでまたこういうところが道として載ってるのでしょう?
崖みたいに昇り降りが不可能じゃねーけど傾斜も障害物もキツく強引に突っ切る感じ。
反対側に出たら簡単、いつもの林道だった。
つまんねーから一旦尾根に登ってそっから攻めようかなっておもったけど、
かあちゃんの迎え(忘れられてたが)の時間もあるので、素直に山から出ようかと。
帰りの道は出会い無し。
しかし迷彩はどうも効くようだ。
鳥にかなり飛ばれ難くなったのはもちろんだが、
こっちがかなりの音をさせても、シカはよくわからないなって感じで様子を伺うだけで走られなかった。
走られるケースもあったが接近できたことの方が多かった。
あ、もちろん猟友会支給のベストと帽子はいつでも着られるようにしているし、
車の跡があったのでそこそこ警戒はしてたよ。
それと薄っぺらな迷彩の下は半袖だったんだけど暑かったねw
集音イヤーマフもいい感じ。
コレも音で先手を取れた。
しかし、わけわかんねーぐらい遠くからの音もよく拾うな。
距離感がつかめねーから慣れないとな。
それから自分の音に対しても過敏になるから、あとでイヤーマフとって同じように歩いてみると移動する音がかなり抑えられてた。
結果的に気取られるのも抑えられる感じかな?
かあちゃんが迎えに来るまでは林道の出入口で待ち伏せして時間つぶし。
おっ、知り合いの罠かな?
セットはされてないから札もつけてない。
もうちょっと下を埋めなきゃだし、獣道沿いから徐々に誘導するような位置がいいと思う。
リストショット!
じっとしてるのもヒマなんでウロウロ。
ピィッ!
うわっ、シカだ!ビックリしたー。
見晴らしが良すぎて歩いてると見つかった。
それにしても集音するとものすげー音でビビるw
かなり近くてあまり動いていないようだが姿は全然見えねー。
そういや今回は初めてシカに鳴かれたな。
全然待ち伏せになってねーし。
迷彩はどんなかの、って自分の目でチェックしてみます。
確かに動かなきゃわからんな。
伏せ、全然みえねーな。
リュックに被せてみる、手前に帽子。
なんともわからん。
やっぱコイツのおかげってのもあるのかな。
山中ではもうちょっと茶色っぽい方が目立たないだろうけど。
まぁ色より輪郭とか動きの問題なんだろうけど。
日の入りちょい前まで林道をうろつく。
この時間まで山の中うろついてるとヤバいよな〜
今回はこんな感じのルートで移動したよ〜
ちょっと迷ったり、迂回したりジグザグに動いたりしてるからこれよりは動いてるだろうけどね。
まとめ
・単独大物猟でもやり方によってはまぁまぁの確率で先手はとれる=捕獲につながる
・迷彩効果あり(と、思われる)
何度も言うが、猟友会支給のベスト、帽子は常に使用できる状態にして、
迷彩の使用は状況を選ぶこと、捕獲より安全優先です
基本的には色とかより動き方が問題なわけで
・集音イヤーマフは効果あり、イヤーマフとしてもまぁまぁ有能
・集音効果により自分の音にも気を遣うから相乗効果あり(と、思われる)
・急斜面や倒木エリア、シダ、シシ獣道への心理的耐性がついた
ただ相変わらず無理はしない、足やったら単独だからどうにもなんねーし
・歩き方がうまくなった、音がしにくいとか斜面とかの移動方法
装備品は10kg近くあるかな?運動不足に加えてそれ持ってずっと歩いても筋肉痛なし
・装填のタイミングは考えること、あと遊底を押えた装填はしない
これまでは斜面とかなら銃を片手持ち、フラットなら両手持ちで、
装填はせずに弾を一発握って移動して、チャンスが来れば装填
比較的フラットで銃を両手で持つことができる場合は考えたほうがいい
コレも捕獲より安全優先で
・50m以上の射撃は意外に難しい、射撃場じゃ普通に中るんだけど?
ドットサイトはあったほうが良かった、コレは鳥との兼ね合いもあるし先の話にしとこう
・装弾はスラッグだけでなくバックショット(6粒)も準備すべきか?
だんだんと獲物との距離が近くなっているようです。
いや実際は目の前まで寄せられているんだけどなw捕獲っていう意味で近いかなって。
楽しくてカネもかかんない山歩き、次はいつかな〜
今週末はカモ撃ちに行ってくるっす。