こちらは昨日の夕食の国産牛のステーキです。
1枚600円とかいうなかなか意識低い値段ですねw
ワサビ醤油と、余熱で温めてる最中野菜炒めを作って一緒に食べます。
さて、外観はこのようになります。
レシピブックがついており、使用方法、メンテナンス方法、レシピが掲載されています。
フタは別売りですがフタのセットとして買えます(あった方がいいです)。
外観はよくできています。
ウッドハンドルがおしゃれでガタつきもなくしっかり握れて断熱もできています。
本体は鉄だけあってズッシリ重いですが鋳物としては限界まで薄くしたようで、ぱっと見アルミでプレスしたフライパンの厚みとそれほど変わりません。
なので持つと、おっ、コレは違う、となります。
鋳鉄にホーローでコーティングされているのでフライパン本体もアルミにテフロンコーティングのように決して一様にツルツルしたようなものではなく独特な雰囲気です。
さて、ご質問なんですが、肉美味しい?
的なものです。
美味しいですよ!
で、ここから個人的に言いたいことです。
人によるでしょうが肉の美味しさは3割、5割増しぐらいに感じると思います。
ホーローのコーティングによる遠赤外線効果→中までアツアツジューシー。
親水性があるので高温でも水が玉に(ライデンフロスト現象)ならず余計な水分がすぐ飛ぶ→表面カリカリ、ベタベタせず汁のへんなにおいが出ない。
それを支える鉄の熱伝導性、保温性によるものだと思います。
確かにバーミキュラのフライパンで肉を焼くと美味しいです。
しかし、ぼくがオススメしたいのは野菜炒め系の料理です。
野菜は肉より水分が出やすい為、熱が内部まで、と、水分を飛ばしやすい特性が最も活きるからだと考えています。
レシピブックの最初のレシピにも「箸が止まらないもやし炒め」が掲載されています。
いやいやいや、そりゃあテクノロジーに裏打ちされてるからってモヤシ炒めはモヤシ炒めでしょ?
ですがやってみたらわかります。
明らかに異常なんです。
煙、おそらく油煙だけでなくほぼ水蒸気なんだと思いますが蒸気がたくさん出ます。
おいおい、コレ大丈夫なのかよ?ってなります。
また、写真では箸を持っていますがこのときめちゃくちゃ熱いのです。
明らかにこれまでやってきた野菜炒めと違うぞ!?ってなります、もうひと月やってるので慣れましたが。
で、皿に盛るとフライパンにも皿にも水分が見えないんですよ。
本当に水分飛ばしてる!ってびっくりして野菜を口に入れるとシナっとした感じもなくシャキシャキでジューシー、アツアツ。
今までの色はいいのにしんなりした、汁がベタって付いてなんかにおいがする野菜炒めとは一線を画す出来です。
肉も確かに美味しくできるのですが、野菜炒めについては8割、10割増しぐらい、もしくは別モノぐらいに美味しく思えます。
これがぼくがバーミキュラのフライパンを最もオススメしたい理由です。
あわせて、毎日のように野菜炒めを作ってモリモリ食べるようになりました。
まず野菜をたくさん食べるということ、特に安いもやし、あと家で料理するということ。
そうです、食費が安くついて健康になれるというメリットがあると考えています。
フタも合わせて2万円ちょっととややお高いフライパンですが野菜炒めでもなんでも100食ぐらい作れば、半年から1年ぐらいでそのぐらいの金額はペイできると思います。
つまり、コスパもいい。
それと美味しい料理が自分で作れるので作っていて毎日楽しいと感じます。
この楽しさの部分だったり、料理色々やってみたいな、勉強したいなと思うとことは本当に買ってよかったです。
先日産まれて初めてゼロからチャーハンを作ってみたのですが、冷凍チャーハン大好きな子供がぼくの作ったチャーハンを本当に美味しそうに食べていたのは驚きと同時に嬉しく思いました。
ぼく自身も冷凍チャーハンはよくできていて、素人がサッとやって勝てるワケないでしょって思いつつも試してみたのですが、産まれてはじめて作ったチャーハンでアッサリと勝ってしまってビックリしてしまいました。
そういう驚きや喜びがありますね。
ぼくが料理するので家族も喜びますし。
ところで野菜炒め系とは書きましたが例えばレシピにひと工夫もしたくなるというものです。
純粋に野菜炒めであれば、中華系のなんとかジャンとか中華スープの素なんかを加えて仕上げることがあります。
こんな感じ。
塩胡椒以外にも自分でお好みで味付けを楽しめます。
これは豆板醤と中華スープの素を適当に混ぜただけですが結構ウマいです。
もやしより水分がガンガン蒸発しているようでフライパン上の空間がさらに熱くなって少し困りました。
他にもカレー粉だったりソースだったり、もう簡単に焼き肉のタレを入れてしまうとか、脂を変えるだけでも味が違いますし、色々変化をつけて楽しめます。
肉も野菜炒めに牛肉、鶏肉、豚肉、あるいはホルモンを入れてホルモン炒めにするとか。
プラス、上記のように出来上がったものに、麺や米を加えたとします。
そうです、焼きそばやチャーハンができるんですね。
炭水化物をほとんど摂らないので写真が残っていませんが、一旦炒めたものをお皿に避けて、麺や米をフライパンで加熱して最後にサッと混ぜれば出来上がりです。
このような簡単な料理ですが明らかにこれまで料理より美味しくできるハズです。
しかも安くて健康的です。
以上のような理由からバーミキュラのフライパンを推しています。
この値段と耐久性ならほぼ一生モノですし2万ちょいで毎日使う一生モノってまぁ安い部類だと思います。
あとは参考までにこれまで作った料理の一部と注意事項、ポイントなんかを記しておきます。
親鶏のチキンステーキです。
厚い肉の中まで火を通すのは一番弱火にしても表面が先に焦げてしまうことがあります。
その場合はフタをした方が無難です。
このフタも重くて、隙間から蒸気がほとんど出ずに水滴が綺麗について熱が均一に伝わってるんだなと視覚的にわかる優れものです。
あとハンドルもよくできていて、持っても熱くはないですし、ハンドルがあるおかげでこのフタを立てることができて便利です。
残った鶏脂でもやしを炒めます。
和風が好きなので柚子胡椒やかんずりで食べることが多いです。
ハンバーグも産まれて2回目ぐらいかな?材料ちゃんと混ぜて作ってみました。
かなり厚く丸めたためフタの出番です。
もう少し薄く成型してフタなしでも焼けるように調整したほうがいいと思います。
でも水滴綺麗でしょ?
このハンバーグもレシピブック通り何も工夫してないのですがファミレス以上の味でしたよ。
牛脂を混ぜたりするともっとジューシーになるかもしれませんしもっとスパイスを混ぜても面白いかもです。
玉子系は確かに上手くできますが1〜2割増程度には美味しく感じるという程度でそこまでメリットあるかなというのは思います。
野菜ほどではないですね。
これはスクランブルエッグ、パンに載せて食べるだけでもおしゃれでおいしいですよ。
普通にテーブルで焼き肉をするのにも使えます。
これは猪肉と牛タンのステーキをやったときです。
水分がベッタリならない関係でナスが脂だけを吸ってホットプレートでやるよりずっと美味しいです。
ウインナーも中までアツアツで味が変わったかのように美味しくできてしまい、意外な発見がありました。
粉物、レシピブックにはパンケーキが掲載されていますが我が家ではお好み焼きをしました。
野菜を鬼盛りにする広島風ですが関西風の方が向いてるでしょうね。
さすがに野菜を盛りまくっているのでなかなか火が通らず焦がしてしまいました。
粉物は極弱火だけでやれるようにしなければなりません。
あと注意事項ですが、ホーローのコーティングは焦げますので取り扱いはレシピブックにある通り、加熱→油→油煙が出てから食材に適した火加減にする、というルールに従ったほうがいいです。
焦がしてしまったらタワシで擦ったり(研磨剤入りの洗剤等はNG)、重曹つけて沸騰させたりと少し手間はかかります。
でもいざとなったらお金払って再コーティングも出来ますしね。
あとキャンプ使えますかという質問もありましたがハンドルが木なのでそこに火がかからないようちゃんと火とハンドルの位置を注視しておけばいいと思います。
尚、火の温度自体はガスより薪や炭の方が低いのでホーローが痛むということは通常の使用ではないとは思われます。
別にノウハウとかそんなのはないけど以前の動画も貼っておきます。
ここまできちんと読まれた方なら見る必要はあまりないとは思いますが、、、
以上です。
バーミキュラのフライパンで良いキッチンライフを!